不動産売却 任意売却
不動産売却 任意売却
先日ですが、大阪市平野区で物件を所有しているかたからご相談を頂きました。
この方ですが、10年前に住宅ローンを組んで家を購入したのですが新型コロナウイルスの影響もあり毎月の支払いが厳しいようで、売って支払いに追われる生活から楽になりたいとのことでした。
住宅ローンの残債金額を確認すると、売却査定金額よりも何百万円も多いので、現金の持ち出しをしないと売ることができない旨をお伝えしますと、手持ちの現金が無いですとのことでした。
まずは今お借りしている金融機関に返済計画の見直しを相談してくださいとお伝えし、相談した結果解決が難しい場合は任意売却という売却方法がありますとお伝えしました。
任意売却とは、住宅ローンが滞納している状況もしくは住宅ローンの残債金額よりも売却金額が安い場合、債権者(借入先の金融機関)と話し合いのうえ同意を得て売却することです。
通常住宅ローンの滞納が続くと債権者は貸しているお金の回収をするために「競売」にかけます。
競売とは債務者が住宅ローンなどの借入金を返済できなくなった際、債権者が回収の為に裁判所へ申立をして強制的に売却することを言います。
競売も任意売却も不動産売却に変わりませんが内容は全く異なります。
任意売却は競売と比べ売却金額が高く残債は分割可能。競売の様に情報公開されないのでプライバシーは保たれ持ち出し金もありません。また交渉が必要ですが引っ越し費用を捻出できる可能性があるなどメリットが多いです。
ご相談しに来られた方の様に、実際にローンの月々の支払いしんどい方や売りたいけど売却査定金額よりもローンの残債金額の方が多いので売れないと思っている方いらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。私は任意売却取扱主任者の資格も持っておりますので的確なアドバイスをすることが可能です。