ローンを返済中の家を売却する方法をご紹介!

ローンを返済中の家を売却する方法をご紹介!

住宅の売却時に気になるのが、購入時に利用した住宅ローンでしょう。
ローンを返済中の家は売却できないのではないか、と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、ローンを返済中の家を売却する方法について主に解説します。
ぜひご覧ください。

□ローン返済中の家を売却するコツとは

家の売却の際には、仲介手数料や抵当権の抹消費用、ローン返済手数料やその他税金がかかります。
さらに、ローンの残額を支払う必要もあります。

これらの費用の中で、低く抑えられるのは譲渡所得税と住民税です。

マイホームを売却して売却益が出た場合に利用できる代表的な特例が、3000万円特例控除というものです。
これは、物件の譲渡価格から3000万円を差し引ける特例です。

譲渡所得が3000万円以下なら、特例控除を利用するだけで譲渡所得を0にできるので、ぜひ利用したい控除です。

また、一定の要件を満たす住宅を売却して売却損が出てしまった場合には、損益通算という特例も使えます。
これは、売却損分を他の所得と合算して減税できます。

□ローンを返済中の家を売却する方法とは

「売り先行」と「買い先行」という方法についてそれぞれ解説します。

*売り先行

買い替えにより新たに住宅ローンを組む場合、先に物件の購入を行ってしまうと売却物件と新たに購入する物件で住宅ローンが二重に発生します。

二重ローンを避けるために行う買い替え方法を「売り先行」と呼びます。

売り先行のメリットは以下の通りです。

・今の生活スタイルを維持できる
・買い替えの資金計画が立てやすい
・物件の売却期間に余裕を持てる

現在の住宅に住みながら売却を行うことで、二重ローンや新たに発生する家賃で悩むことはありません。
焦らずに買主をじっくり探し、希望金額での売却を目指しましょう。

デメリットは、内覧に対応しなくてはならないことです。
室内の掃除や内覧スケジュールの調整が必要です。

*買い先行

新居を先に購入し、住宅ローン返済中の家の売却を後に行う方法は「買い先行」と呼ばれます。

買い先行のメリットは、以下の通りです。

・好みの住宅を好きなタイミングで購入できる
・空き家になるため内覧対応がスムーズになる
・売却後の引き渡しがスムーズになる

なお、買い先行の場合には二重ローンに耐えられるだけの貯蓄が必要なので、注意が必要です。

□まとめ

本記事が皆様の参考になれば幸いです。
当社では、地域密着、幅広い対応力を強みとしております。
不動産の売却に関するお悩みがありましたら、ぜひ気軽にご相談ください。