不動産売却を検討中の方へ！古い戸建てを売却する際の注意点を解説します！

築年数の古くなった家を売却しようとしている方には、「古い家でも本当に売れるだろうか」と疑問に思う人は少なくありません。
前提として、古い家でも売却の注意点をおさえれば問題なく売却できます。
そこで今回は、古い戸建ての売却方法や売却の際の注意点について解説します。

1つ目は、手を加えずにそのまま売り出す方法です。

戸建ての場合、築20年を超えると建物の価値はなくなりますが、土地には価値が残ります。
古い戸建てをそのまま売り出せばリフォームの手間や費用も掛からないので、まずは手を加えずに市場に出してみましょう。

2つ目は、不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。

買取では不動産会社が買主になるため、売却活動や内覧対応の手間が省け、通常の売却よりもスピーディに家を売れます。
一方で、売却価格が相場よりも安くなる、買取をしていない不動産会社もあるというデメリットもあるため検討が必要です。

3つ目は、解体してから売却する方法です。

あまりに損傷が激しい家だと需要も限られるため、土地単体で売り出した方が賢明な場合もあります。
買主の立場からすれば、戸建ての解体費用がかからない点が魅力的です。
ただ、解体については不動産会社に意見を求めてから判断をしましょう。

ここでは、スムーズに売却を進めるために意識しておきたい注意点をご紹介します。

古い戸建てを売却する際は、解体について意見を聞いてから判断することを推奨します。
まずは古い戸建てがある状態で査定してもらい、そこから意見を聞くようにしましょう。

実は、家が建っていることで住宅用地の軽減措置が適用され、土地の固定資産税が安くなっています。
そのため、建物を壊すと建物の固定資産税がなくなることを考慮しても、固定資産税の総額が高くなってしまうことがあります。

固定資産税の税率は1月1日の状態で決まるため、1月1日時点で戸建てが建っていればその年の固定資産税は軽減されたままです。
そのため、解体のタイミングが年末あたりになる場合は、1月1日を待ってから解体することをおすすめします。

今回は、不動産売却を検討中の方へ向けて古い戸建てを売却する際の注意点について主に解説してきました。
古い戸建ての売却方法には様々な選択肢が考えられます。
本記事で紹介した注意点をもとに、売却活動にお役立てください。