土地売却は個人でできる？注意点と手続きや流れを解説！
土地売却は個人でできる？注意点と手続きや流れを解説！
土地の売却を個人で行う際には、多くの疑問が生じることが多いです。
「個人で土地の売買は合法なのか」や「具体的な手続きはどのように進めればいいのか」など、初めての方には不安なことが多いでしょう。
この記事では、土地を個人で売却する際のポイントと、その具体的な手順について詳しく解説します。
□土地の個人売買は可能？
まず初めに確認したいのは、個人での土地売買が合法かどうかです。
土地の個人売買は合法です。
不動産会社を介さなくても、売買契約書がなくても、口約束だけでも土地の取引は成立します。
もちろん、正式な売買契約書を作成することが推奨されますが、法的に問題はありません。
1:親しい間柄での取引に向いている
個人売買は、主に親しい間柄での取引に適しています。
例えば、隣地の人に土地を売る場合や、知人から土地を購入する場合など、不動産会社を通さないほうが手軽に進めやすいことが多いです。
2:仲介手数料がかからない
不動産会社を介さないため、通常かかる仲介手数料を省ける点は大きなメリットです。
3:専門知識の必要性
一方で、初めての土地売買の場合には注意が必要です。
土地取引に関する知識がないと、トラブルや不正確な取引が起こる可能性があります。
適切な準備と知識がなければ、専門家のサポートを依頼することを検討するのも賢明です。
□土地を個人で売却する手順
土地の売却は、個人間でもステップを踏んで行う必要があります。
以下に、主な手順を紹介します。
1:土地の価格を決める
土地の価格を決定する際には、「実勢価格」や「公示地価」「路線価」を参考にすることが一般的です。
これらの価格情報は、国土交通省の土地総合情報システムで確認できます。
また、買い手がすでに決まっている場合でも、客観的な価格基準を確認することが重要です。
2:必要書類を準備する
土地の売却には、以下の書類が必要です。
・登記済権利証
・登記事項証明書
・地積測量図
・境界確認書
・固定資産税納税通知書
・印鑑証明書
・身分証明書
これらの書類は、売却前に法務局や市役所から取得しておく必要があります。
登記済権利証は、土地購入時に発行される重要な書類で、再発行はできません。
大切に保管しておきましょう。
3:買い手を探す
知人や親族に当たってみるのが第一歩ですが、見つからなければインターネットを活用して探すこともできます。
個人売買専門のサイトに物件を掲載し、写真や条件を詳しく説明すると、より早く買い手が見つかるかもしれません。
4:売買契約を結ぶ
価格交渉が終わったら、売買契約書を作成します。
合意内容は必ず書面で残し、双方がサインを行うことが大切です。
契約書には、後々のトラブルを避けるため、重要事項をしっかり記載し、確認を徹底しましょう。
□まとめ
土地の個人売買は合法であり、親しい間柄での取引や仲介手数料を節約したい場合には有効な手段です。
しかし、初めての土地取引ではトラブルが起こりやすく、適切な準備と専門知識が必要です。
土地価格の設定や書類の準備、そして買い手探しと契約締結といったステップをしっかりと踏み、トラブルなく取引を進めることが重要です。
