不動産会社に空き家を買取してもらうメリットと手順を解説!
不動産会社に空き家を買取してもらうメリットと手順を解説!
空き家を持っているけど、売却方法が分からず困っているみなさん。
この記事では、空き家買取のメリットと不動産会社に売却する手順について解説します。
売却をスムーズに進めたい、売却活動の負担を減らしたい、できるだけ早く現金化したいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
空き家の買取をするメリット
空き家を不動産会社に買取ってもらうメリットは、大きく5つあります。
1: 短期間で売却できる
仲介での売却では、買主探しに時間がかかる場合があり、売却までに数ヶ月かかることも珍しくありません。
しかし、買取であれば、不動産会社が直接買い取ってくれるため、最短1週間程度で売買契約を結ぶことができ、1ヶ月程度で現金化できます。
そのため、急いで資金が必要な方や、売却に時間をかけたくない方にとって、買取は非常に有効な手段です。
2: 売却活動の負担が軽減される
仲介の場合、売主は内覧対応や物件の清掃・修繕など、売却活動に多くの時間と労力を費やす必要があります。
一方、買取では、不動産会社が買い取った後、リフォームを行うため、売主はこれらの負担から解放されます。
仕事や育児で忙しい方、空き家が遠方にある方など、売却活動に時間を取れない方にとって、買取は大きなメリットとなります。
3: 仲介での売却が難しい場合でも売却できる可能性がある
築年数が古かったり、状態が悪かったりする空き家は、仲介では売却が難しい場合があります。
しかし、買取であれば、不動産会社が物件の価値を見極めて買い取ってくれるため、仲介では売却が難しいような物件でも売却できる可能性があります。
4: 契約不適合責任が免責になりやすい
売主は、売却した物件に瑕疵があった場合、買主から契約不適合責任を問われる可能性があります。
しかし、買取の場合、買主は不動産会社であるため、売主は契約不適合責任を負うリスクが低くなります。
これは、不動産会社が専門知識を持ち、物件の状況を把握した上で買い取っているため、契約不適合責任が発生しにくいからです。
5: 相続税対策に有効
空き家を相続した場合、その空き家にかかる固定資産税や維持費は、相続人にとって大きな負担となります。
空き家を売却することで、これらの負担を解消することができます。
また、売却益は相続税の課税対象となるため、相続税対策としても有効です。
空き家買取の手順
不動産会社に空き家を売却する手順は、以下の4つのステップで行われます。
1: 査定依頼
査定には、机上査定と現地査定の2種類があります。
机上査定は、不動産会社が物件の周辺情報をもとに査定価格を算出する方法です。
現地査定は、不動産会社が実際に物件を見に行って査定価格を算出する方法です。
2: 打ち合わせ
査定が完了したら、不動産会社と売却条件について打ち合わせを行います。
この段階で、売却価格や売却時期、売却後の手続きなどについて話し合います。
売却に関する疑問点や不安な点は、この段階でしっかりと確認しておきましょう。
3: 売買契約締結
売却条件が合意できたら、売買契約を締結します。
契約書には、売却価格、売却時期、物件の引き渡し時期などが記載されます。
契約締結前に、契約内容をしっかりと確認しましょう。
4: 引渡しと決済
売買契約が締結されたら、物件の引き渡しと決済をします。
この段階で、売主は代金を、買主は物件の所有権を取得します。
引渡しと決済は、通常、同時に行われます。
まとめ
空き家買取は、短期間で売却でき、売却活動の負担を軽減できる、仲介での売却が難しい場合でも売却できる可能性があるなど、多くのメリットがあります。
売却をスムーズに進めたい、売却活動の負担を減らしたい、できるだけ早く現金化したいと考えている方は、不動産会社への買取を検討してみてはいかがでしょうか。
不動産会社に売却する手順は、査定依頼、打ち合わせ、売買契約締結、引渡しと決済の4つのステップで行われます。
それぞれの段階で必要なことや注意点を理解し、スムーズに売却を進めましょう。