空き家が増える理由とその問題点について紹介します!
空き家が増える理由とその問題点について紹介します!
「親から家を相続したが、どうすれば良いのか分からない」
「空き家のまま放置するか悩んでいる」
このようにお悩みの方は多いでしょう。
そこでこの記事では空き家が増える理由と空き家によって起こる問題を解説します。
□空き家が増える理由とは?
空き家が増える理由には「高齢化が進んでいること」「所有者が問題を抱えていること」の2つがあります。
それぞれの理由を詳しく解説します。
まずは、高齢化が進んでいることです。
高齢者は、老人ホームのような高齢者住宅や子供宅に転居することが多いです。
そのため、もともと住んでいた住まいが空き家になってしまいます。
今後団塊の世代を含め、高齢者はどんどん多くなっていくでしょう。
これが空き家が増えていく理由の1つです。
次は所有者が問題を抱えていることです。
多くの方は親が住んでいた実家を相続することになるでしょう。
これまでの思い出が詰まっているため、売却して利益を得ることに抵抗感を覚える方は少なくありません。
□空き家が増えると何が問題?
ここまで空き家が増える理由を解説してきましたが、空き家が増えると何が問題なのでしょうか。
ここでは空き家が増えることによる問題を3つ解説します。
*倒壊する恐れがある
人が住んでいない家では、メンテナンスが行き届いていないため、劣化が急速に進みます。
老朽化で柱や基礎部分の腐食が進んでしまうと、地震や台風での倒壊だけでなく、自然倒壊の恐れも出てきます。
空き家が倒壊してしまうと近隣の方にも迷惑をかけてしまうでしょう。
*景観を損ねてしまう
手入れされていない空き家の庭では草木が生い茂り、見た目が悪くなっています。
また、景観上良くないだけではなく、不法投棄や害虫、害獣の繁殖の場になってしまいます。
この状態を放置していると更なる事態の悪化が予想されるので早急に対応するようにしてくださいね。
*放火される危険性がある
放火犯にとって、空き家は絶好の放火場所です。
生い茂った雑草や放置された家具は非常に燃えやすく、人が住んでいないため罪悪感が湧きにくいからです。
空き家は放火犯に狙われやすいので注意してくださいね。
□まとめ
空き家が増える理由とそれによって起こる問題について解説しました。
少子高齢化によって、今後空き家はどんどん増えていくと考えられます。
空き家の増加は治安の悪化を招きますので、定期的にメンテナンスしたり売却したりと早急に対応するようにしてくださいね。